梅雨寒

梅雨寒とか、一日中しとしと雨で長袖でないと寒い位だ。数日前に蝉の鳴く声が聞こえ、鶯と後退したかと思ったが、今日は遠くで鶯の鳴く声が聞こえてきた。寒さが戻ってあわてて蝉は引っ込んだみたいだ。
血尿は昨日から出なくなったので、一応手術に伴う傷口は癒えたようだ。家に閉じこもってもいられないので、夕方、傘をさして近所を一回り散歩してきた。木々の葉の緑が一段と色を濃くし、芙蓉や百日紅の花が咲いていた。梅雨明けはまだだそうだが、季節は夏へ向けて明らかに歩を進めている。
病み上がりを理由に予定をすべてキャンセルしているお蔭で暇である。思い立って手を付けていなかった本箱の整理を行った。10年以上、手にしていないサラリーマン時代の書籍はまず見直すことはないはずだが、懐かしさもあって断捨離の心境には至らず、結局並べ替えで終わった。
今日の一句「打水や 心の憂さを はらすなり」