世界遺産登録

昨日から晴天が続くが、予報では今年の梅雨明けは例年より遅いらしい。梅雨の中休みと言った所であろうか。午後プールで泳ぐも、雨続きでなまっているせいか体がかったるい。
今回の「明治日本の産業革命世界遺産」登録では、韓国からのクレームでいささか後味の悪さを残したが、世界遺産登録はかなり政治的な意味合いを持つものであることを、改めて示したとも言えよう。観光客を招くのに都合の良いキャッチフレーズを与えた点では、大きな意味を持つかもしれないが、そもそも遺産登録されたからと言って、その遺産がもつ本来の価値が高められたわけでもない。逆に登録されなかったとしても、遺産としての価値が損なわれるわけでもない。
昨年カナダを旅した時に、カナディアン・ロッキーが自然遺産に登録されていることについて、現地のガイドがあまり興味を示さなかったことに驚いたが、ユネスコのお墨付きなどなくても十分観光客を呼び込めるということであろう。
レッテルにこだわらぬようにしたい。
今日の一句「古屋でも さわやかなるや 青すだれ」