医療費の増加

25日の新聞に「日本の医療費が9年連続して最高更新」なる厚労省の発表を掲載していた。全体の45%位が70歳以上にかかった医療費だそうだ。高齢化社会では当然の傾向であろう。しかし医療技術の高度化も一因だとしており、一体どのような医療に多額のお金が使われているのか興味がある。過度の延命治療、必要以上の高度な検査、あるいは薬漬けといった事があるのではないだろうか。会計検査院のような機関が適正医療を監視する必要があるように思えてならない。豊かな収入を享受している医師のさらなる診療報酬引き上げは、庶民の感覚からは理解しがたい。
今日の一句「照りつける 日差しに映える 百日紅