橋下市長の訓示

福岡の友人がご夫妻で鎌倉まで来てくれた。晴天に恵まれ、北鎌倉を振り出しにおもな寺や神社を案内出来た。段葛の桜は残念ながらまだ花をめでるまでには至らないが、手入れの良い境内の庭はさすがにもう4月ともなれば、春の息吹を感じさせられる。
他方、桜の開花に先立ち、今日は会社やお役所では入社式、入庁式などのセレモニーが至る所で行われ新人はトップから様々な訓示を聞かされ身を引き締めた事であろう。
しかし、報道された橋下大阪市長の訓示はいささか気にかかる内容だ。「ルールを守れ」というのは建前論に終始せよともとれるし、「国民に命令する立場」だとの理解は公僕の理念とは相反する。
明日は再び春の嵐が吹き荒れるとの天気予報だ。大阪市庁舎内の職場の雰囲気を暗示しているのでなければ良いのだが。
今日の一句「黄水仙 目障りだと 引き抜かれ」