息子の嫁候補

昨夜の風雨で、近くのイチョウ並木は黄色く色づく前に散らされてしまった。
ブライダル会社から息子のお見合いの提案があった。高等学校の同窓会名簿を見て電話してきたそうだ。個人情報の流用と言えようか。お嬢さん方の写真を息子に見せるようにと託されたが、果たして息子の反応はいかがなものであろうか?お嬢さん本人と会った訳ではないが、写真を見る限りいずれも素敵な方ばかりで、身近に幾らでも声がかかりそうに思えるのに、どうしてブライダル会社に登録されているのかと思う。お父さんの年齢が比較的高い方が多いので、ご両親が娘の婚期を気にしてブライダル会社に頼んだのであろう。とすれば当のお嬢さんは、もしかしたら人生を謳歌しており、「いい人がいれば」との気持ちはあっても、結婚をそれほど急いでいないのかもしれない。それぞれの人生に様々な出会いのあろうことを感じる。
今日の一句「無念にも 色づく前の ぬれ落ち葉」