今頃感じる春の息吹

新聞を取りに外に出ると、ボランティアに引率されて新一年生らしき子供を先頭に小学生の一団が、数人の父兄らと共に登校していた。ここ3カ月ほど日本を離れている間に、もうとうに4月も半ばを過ぎているのだと改めて感じさせられたが、そのつもりで辺りを見渡せば、桜は言うに及ばず、カイドウやユキノシタ等は既に盛りをすぎ、梅は小さな実をつけ始め、グミや昨年植えたブルーベリーなどの庭の果樹は沢山の小さな花をつけている。東北での大震災の爪痕が今も癒されていないが、新しい生命の息吹を感じさせてくれている。一方で、例年のことながら花粉症らしく、くしゃみが出て、目が痒いくなってきた。今までは洋上生活であった事から必要がなかったが、今日から抗ヒスタミン剤の世話になる。
机の上に積み上げられていた手紙類、パソコンに溜った未読のEメールをチェックするなどで終日過ごす。今年卒業する女子大の学生から謝恩会の時の写真(CD-R)と手紙が届いていた。昨年まで福岡で学生らと過ごしていた事を遠い過去の出来事のように思い出したが、まだ一年しかたっていない。時の過ぎ去るのがますます加速していくようだ。
母の入院している病院へ夕方見舞いに行く。右半身がまだ思うようにならないようだが、本人の頑張りで、かなりリハビリの効果が出ているようだ。
ブログ再開を宣言したばかりの翌日は、睡魔に襲われ書けなかったので、2日分まとめての記述となった。