高齢者へのケア活動

夕方、逗子に立ち寄ってくれた友人の話を聞いた。彼は高齢化社会を見据えて、地域に根差した介護福祉のボランティア活動を続けている。彼の実践している高齢者からの「聞き書き」なる活動はなかなか面白い試みだ。先人の昔話は思いがけない知識を与えてくれるし、話す高齢者の人にとっても、話を聞いてくれる人がいて、その口授記録が一種の自分史として残してもらえることで大変喜ばれているようだ。
在宅ケアがいろいろな課題を抱えている中で、平塚で地元の医療関係者やお役所を巻き込んだ彼のさまざまな試みは、シニア世代の互助のあり方の一例として参考になる。