100歳以上の高齢者

先日の新聞報道によると、100歳以上の人が全国で4万4千人と過去最多を更新したそうだが、100歳以上の高齢者数はこれからも増加し続けるであろう。高齢者の所在不明が話題になってはいるが、身近な高齢者の事を考えても100歳がそれほど特別な年齢ではなくなりつつあるように思える。新聞は長寿県が沖縄から島根に変わったことを併せて大きく報道しているが、これは出生率やら若者の県外流出やらのせいであろうから、統計上の遊びのようなものだ。
もっとも多くの人にとっては寿命の長さよりも生活の質の方が大事であろう。私も何歳まで生き延びるかよりも、どう健康を維持し、どのように社会とのかかわりを続けていくかにより深い関心がある。
これからは元気なシニアが日本を支える少子高齢化社会を形成することであろう。