水彩印象画法

昨夜は春の嵐が吹き荒れた。木の上の方に実っていた八朔6〜7個が、今朝見ると木の根元に散らばっていた。南の方から暖かい空気が送り込まれたせいか、昼間はセーターは不要である。
午後、水彩印象画法なる矢野元晴先生の無料講座を受講した。江ノ電の写真をテキストに矢野先生がデッサンから仕上げまでをデモンストレーションし、受講生は同じ写真テキストを先生の絵に倣って描くのだが、大胆な色使いに驚かされる。細かいところは無視して、太い筆でさっと塗っていくので、1時間もあれば出来上がる。印象に残るところを強調し、濃淡を際立たせることでメリハリの利いた絵に仕上げるのだが、乱雑に描いているようでいて確かに印象に残るような絵となっている。
今日の一句「風吹きて 幕開けとなる 弥生かな」