地球温暖化

連休後半は冴えない天気となったが、今日は青空が広がった。勢いよく伸びた若枝は雨にぬれると重くなり、我が家の玄関へ続くアプローチを塞いでしまう。剪定せねばと思うが、ツツジの花が見ごろなので今しばらく我慢することにしよう。
温暖化防止に関するIPCCの報告書が話題になっている。何か手を打たねば大変なことになると警告するも、今の為政者にとってはまだ先の事であれば、なかなか腰が上がらない。おまけに国により深刻度に差があるので、博愛の精神が希薄な人類は国際社会の目標を共有できない。大量の食べ物を廃棄している一方で、飢餓に苦しむ10億の民が存在している現実を見れば、今世紀末には地球温暖化で壊滅的被害にあう人たちとそれほど困らない人たちがいて、お互いにいがみ合いを続けている事であろう。資源の無い狭い国土にひしめいている日本人は、いかなる選択肢をとるのであろうか。
5月の俳句会の兼題は「初夏」だそうだ。端午の節句を過ぎれば、暦の上ではもう夏に分類されている。あらためて裏山を眺めると、新緑の明るい緑の若葉が日ごとに色濃くなってきている。
今日の一句「初つ夏の 日射し浴びたり 若葉かな」