人口減少

厚労省の発表によると、2013年の日本の人口の自然減は24万4千人だそうで、この減少傾向は今後相当長い期間続くとの予測である。
1月4日の朝日新聞に「強烈な人口減にらんだ国作り」と題して、夏野剛氏が都市のコンパートシティー化を提案していた。地方に満遍なく公共投資をするのではなく、拠点となる中核都市へ集中させ効率化を図るべきだとする提案である。一考に値するが、地方のゴーストタウン化と東京への一極集中は加速されており、予算のばらまきに終始する現状では具体化は難しい。翻って、インフレによる経済活性化の安倍内閣の政策に、人口減少のファクターはどのように織り込まれているのであろうか。
今日は七草粥である。冬場の乏しい野菜を補う意味があったのであろうが、今は単に風習としてのみである。スーパーでセットで売られている「春の七草」を焚き込んでの夕食であった。
今日の一句「初春の 若菜を食す 風情かな」