道徳教育

道徳を教科として教え、成績評価対象にする事が検討されているそうだ。道徳の時間に何を教えているのかよく分からないが、新聞記事から判断して「自然を愛し、崇高なものへの畏敬の念を養う」事を目的としているらしい。
抽象的な議論としては理解できるが、具体的に何が道徳的なのかと問われると様々である。価値観や宗教観、人生観などが異なれば善悪の基準も変わってこよう。様々な違いが存在する事を理解し、その違いを考える事が大事であろう。教師が道徳基準を与えて、その基準に照らして成績をつけるとなると価値観の押しつけとなり、洗脳まがいな教育となりはしないかと心配になる。小生の如きへそ曲がりは、よい成績は期待できない。
今日の一句「ツワブキの 冷え込む朝に 輝けり」