二子山散策

透き通るような冬の青空、暖房のきいた部屋から見ると暖かい日差しに春が来たようだ。外はかなり冷え込んでいるのだが、庭の海棠が再びピンクの花を咲かせている。日差しに誘われ、午後久しぶりに近くの二子山の散策に出向いた。10年以上足を踏み入れていない逗葉新道からの登り道はそこそこ歩く人がいるらしく道はしっかりしている。しかし竹林を抜ける山道では、枯れた竹が倒れかかり手入れを怠った竹林は荒れていた。南郷公園の脇を通り二子山へ向かう。標高200mの上ノ山の展望台からは、遠くランドマークやベイブリッジ、東京湾アクアラインの海ほたるもよく見える。きっと雪を頂いた富士山もくっきりきれいであったろうが、二子山からは木々に邪魔され残念ながら見る事が出来ない。
いつもはここから引き返すのだが、明るい日差しに下ノ山に足を延ばす。結構傾斜が急だが、道はよく整備され、滑らぬようにロープまで用意されていた。結局南郷公園をぐるっと回った感じで公園の入り口近くに下山する。我が家から約2時間の散歩コースであった。
今日の一句「木洩れ日に　早春の日射し　感じ居り」