国栄えて民滅ぶ?

新緑の季節、草木の萌え出す生命力は、こちらをも若返らせてくれるようにも思える。
しかし政治・経済の報道を見る限り、気分が滅入るような話ばかりである。GDPがプラスだと報じられたが、内訳をみると民間消費は0.1%減、設備投資は0.3&減、輸出は2.4%減、輸入は4.6%減と、マイナス要因ばかりが目につく。加えて1人当たりのGDPは、平成元年に比べて大きく後退し、現在は世界25位だとか。素人目には、まさに「国栄えて民滅ぶ」の状況へ向かっているように思えてならない。
今月の俳句会の兼題は「夏めく」「夏きざす」だそうだ。すでに真夏日と報道される日もあり、今年は春が短かったかもしれない。
今日の一句「夏めきて コマーシャルの 軽やかさ」
→ 小売業界は、一足先に夏物商品のPRに一生懸命だ。さてさて我が財布のひもを緩めてよいのやら、、