写生する春

新学期の始まりを祝うがごとく、近所の桜はほぼ満開である。新元号が明日発表とかではあるが、あまり関心がわかない。むしろ、今日で早くも今年の1/4が過ぎ去ったことになり、時の過行く速さの方が気になる。絵を描く、プールで泳ぐ、読書するの3本柱を毎日のリズムとした一年の始まりとして心新たにしたい。
2泊3日で南知多でのスケッチ旅行に参加してきた。正岡子規の句に「野に出でて 写生する春と なりにけり」というのがあるが、訪れた日間賀島では風が強く、外でのスケッチはいささか難儀した。今回は、名古屋の熱田神宮トヨタ産業技術記念館を見学してきた。欲張ったプランだが、学ぶことの多い3日間であった。
今日の一句「草むらに 潜むがごとく すみれ花」
→ 菫は春の使者とされるが、他の草に隠れたように咲いていて目立たない。ゲーテは菫に少女の慎ましさを感じていたとか。