春疾風

ぽかぽか陽気となった。お陰で花粉症警報は最高レベルではあるが、草花が一斉に花を咲かせ始めた。我が家の庭でもハナニラが咲き始めたし、近所ではこぶしが白い花をつけている。
昨日、青葉台フィリアホールでのオンディーヌ室内管弦楽団の演奏会を聴きに行った。バイオリンを嗜む姪からの案内で毎回楽しませてもらっているが、演奏レベルが高いことに加えて、指揮者がすばらしい。今回は永峰郄志氏の、まさに音楽を体で表現しているような熱のこもった指揮であった。
俳句会の今月の兼題は「春嵐」「春疾風」だそうだ。まさに数日前に激しい風雨の後、突然春の扉が開かれたようである。もう冬の寒さに戻ることはあるまい。
今日の一句「春疾風 花咲かせよと かけ抜ける」